一級建築士製図試験 前編 ~課題発表まで~

一級建築士試験

2025年 一級建築士製図試験。

学科合格から5年目の角番で、製図試験に合格しました。

私は受験生時代、隙あらば一級建築士受験体験談を探しては、初年度1発合格した方の話を読んで「7月の段階でまだ一式図書いたことない人でも合格してるんだから大丈夫」、角番合格した方の話を読んで「この人も角番のプレッシャーがあって、仕事も私よりずっと激務だけど合格しているんだから大丈夫」と勇気をもらっていた。

そして、「私も合格したらこんな体験談を書いて誰かに読んでもらうんだ!」と思っていて、無事合格したので書きます!(笑)

受験のきっかけ

学科試験に合格したのは2021年。当時は二級建築士の資格を持って、住宅メーカーで働いていた。住宅業界では二級建築士は必須でも、一級建築士は取得を推奨する会社もあれば、そうでもない会社もあって私が働いていたのは後者のほうの会社。受験にあたって補助はなかった。でも、取得したら二級建築士より資格手当は増えるし、なんとなく周りの同期も受けてて、受けないとなんか建築やってる人としてやばいのかなと思って受験。1回目は学校に通わず独学でチャレンジして落ち、2回目はちゃんと学校に通って、学科試験に合格した。でもその年の製図試験は不合格。

その後、いろいろあって退職。無職期間を経て転職。建築の仕事ではない、自分なりに面白くてやりがいのある仕事に出会えた。前職では火水休みで週休1日のときもあったが、初めて土日祝休みの仕事をして、気軽に好きなライブに行ったり友達と遊んだりできるようになって、嬉しかった。もう建築に戻ることはないんだろうな~とぼんやり思っていた。

ふと、学科合格から4年目の春、一級建築士の受験申し込み期間がきたことを思い出す。そうかー、私まだ製図試験受けれるんだよねーと思いながらも、申し込まなかった。だって、今の生活に関係ないし。

でも、その年の夏、遊びに行ってもなんか楽しくない。

なんで、今遊んでるんだろ私。学科試験、あんなに必死に頑張って、合格したのに……。

なんて例えたらいいのかわからないけど、とにかく後悔した。社会人になってから顔を出していなかった、負けず嫌いの自分が久しぶりに私の中に登場した。チャンスがあるのに挑戦してない自分が嫌で、また建築業界に戻る気も全然なかったけど、どうしても受けたくなった。

課題発表まで

で、8月に某有名建築士学校へ、翌年の製図試験受験のためのコースを申し込みに行った。翌年のコースは12月の合格発表後に申し込むのが普通で、それより早い申し込みだと大幅に割引が効くことは知っていたので早めに申し込んでみた。教育訓練給付金のも3年間が空いたから、もう一回使える。だから、結局自分で支払ったのって30万円くらいかな?

それから、学校が始まる12月までの間は過去回答例のトレース。久しぶりに書いてみたら一式図を作図するのに4時間くらいかかったから、まずはこの時間を短くすることを課題にした。土日に少なくとも1枚は書くようにして、とりあえず作図時間は3時間台前半になった。

課題発表までは、授業は二週間に一回のペースだったから、好きなライブに行ったり友達と遊んだりをはさみながら、学校から出される宿題をこなしつつ過去問を中心にエスキスと作図練習を続ける。2時間作図を目指していたけれど、まだこの段階では3時間台だった。エスキスも合格レベルのものはほとんど書けなかった。だいたいなにかしらの読み落としがあったり、重複距離と歩行距離でひっかかったりと初歩的なミスを繰り返す。また同じミスをやっちゃう自分に、ちょっと嫌になる。

でも、学校で気の合う友達が何人かできて、わからない問題を一緒に考えたり、学校からの帰り道に長話したり、ちょっとした学生気分を味わうことでモチベを保つ。

そして8月に課題発表。どどーん!

2025年の課題は「庁舎」

過去一度も出たことのない課題で、とりあえず免震構造は必須だろう、ということぐらいしか自分ではよくわからない。ここから本格的に毎週授業が始まり、今年の学科試験からの合格者も授業に合流。

試験直前の3か月にやっていたことはこちらから。

仕事が建築業界じゃなくても、4年もブランクがあっても、合格できたよ!だからきっとあなたも大丈夫です。誰かの力になれていれば嬉しいです。

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